部分入れ歯の症例（３）

ノンクラスプデンチャー+シリコン+金属床

そこで今回は、右側だけの部分入れ歯を作製することに。ピンク色のプラスチック素材で作るノンクラスプデンチャーを採用しました。

クラスプを使用しないため、口を開けたときに目立たないのが特徴です。

入れ歯と気づかれにくい自然な見た目をしています。

治療ではまず、以前の入れ歯でクラスプを引っかけていた歯の治療を行いました。これは入れ歯の安定性を高めるための処置です。

また、金属床義歯も組み合わせて、噛むときに力がかかる部分を金属で補強。入れ歯の強度を上げ、思いっきり噛めるようにしました。

さらに、入れ歯の内面にはシリコン素材を貼り、歯ぐきが傷つきにくい、痛みの少ない設計にしました。